掲載記事
河北新報 【2010年7月3日(土)】
高齢者や障害者、増える歯科難民
訪問診療 高まるニーズ
通院できない患者の自宅や施設に、歯科医が赴く訪問診療の充実を求める声が上がっている。寝たきりや認知症の高齢者、障害者らのニーズがあるが、訪問診療を手掛ける歯科医は少ない。公的医療保険の適用には制限があり、コストもかさむからだ。訪問診療に取り組む歯科医は「歯科難民を減らすため制限撤廃が必要」と訴えている。(記事一部抜粋)
大崎タイムス
居住地問わず治療を加美町出身の
往診歯科医・米澤さん16キロルール撤廃訴える
加美町出身で仙台市在住の歯科医、米澤徹さんは、県内では珍しい訪問診療歯科医の草分け。主に通院困難なお年寄りのため、県内各地を駆け回っているが、前に立ちはだかるのが往診における健康保険の適用制限。少子高齢化や過疎化が進む地方で都市部と同じ医療サービスを受けられる権利や機会を妨げているとして、制限撤廃を訴える米澤さんの奮闘を追った。(記事一部抜粋)
DENTAL DIAMOND 『ルポタージュ医院経営』【2009年12月1日発行 第34巻16号】
介護・緩和ケアの立場に立った 訪問歯科診療中心のスタイル
ノウハウを学び、訪問診療を中心に
ベットタウンとして開けた仙台市の北にある泉区。「仙台往診歯科クリニック」の院長、米澤 徹先生は、1930年に祖父が開業、1950年には父が後を継ぎ、という歯科医院3代目。故郷の宮城県北部の加美町から今年10月、現在地に診療所を移転した。(記事一部抜粋)
高齢者歯科医療懇話会誌 【2009年 12巻1号】
西日本と東日本を融合した訪問歯科診療
訪問診療を始めてから、歯科治療を受けたくても受けられない、「歯科難民」とも言える方が実に多くいることに気づかされた。現在の診療報酬体系では、介護保険を使用している場合は老人訪問口腔指導管理料が算定できない、あるいは在宅で2名治療する場合、2人目は障害者であっても外来扱いになるなど、各種条件は厳しいものである。(記事一部抜粋)
月刊保団連 臨時増刊号 No.993 【2009年】
西日本と東日本を融合した訪問歯科診療
西日本の方が訪問歯科が盛んでした。しかし現在こちらに戻り、みやぎ在宅支援ドクターネットの一員になり介護、緩和ケアも観聴きし、その要素も加えた訪問歯科を確立したと思っております。平成19年2月18日に日本歯科医師会で在宅医療推進のための医科歯科連携ワークショップで末期治療で口腔ケアが必要なのか?という議論がなさてれいますが、必要です。何故なら気持ち良く逝って貰う為にです。(記事一部抜粋)